エアコンの取り付け方によっては、内部高圧洗浄が出来ないと断られることがあります。
エアコンクリーニングを頼むとクリーニング会社からプロのお掃除人がやってきてエアコンの隅から隅まで徹底的にキレイにしてくれます。
その際、クリーニングをするときにはエアコンを分解しなくてはなりませんが、昔の型式だと簡単なものならプラスドライバー1本で、ネジもたったの2カ所を外すだけで内部高圧洗浄ができる状態までいけたんです。
しかし今では機械の小型化と、自動お掃除機能の付加など複雑化などで、分解が相当難しくなってきています。
エアコンクリーニングのための分解はエアコンの上面や左右の側面に手を入れれないと分解できない場合があります。
どのような取り付け方だとクリーニング出来ないのか?
エアコンを取り付ける際に、壁や天井ギリギリに設置してしまうと、場合によっては、分解が出来ず、エアコンクリーニングが出来なくなっているケースが多いように思えます。
ギリギリと言っても、こぶし一個入れば問題ないのですが、指すら入っていかない状態のエアコンも多々あるんですね。
その場合は、普通にエアコンクリーニングは出来ないので、おことわりされてしまいます。
無茶をする(かなり頑張る)業者さんだと、壁掛けの金具からエアコンを浮かせて(ここまでは簡単ですが)隙間を作り出し、作業可能にすることもあります。
ただ、壁掛け金具から浮かせたままだと、エアコンにつながっている配管だけで、エアコンの重みを支えていることになり、最悪配管破損という事態になることも考えられます。
クリーニング専門店だと、ここまでが限界のようです。
ただ、電気屋さんのようにエアコンガスの再充填作業が出来る業者さんだと、配管ごと切り離してエアコンを外してからクリーニングしてしまう場合もあります。
掃除が終わった後、また取り付けて冷媒(エアコンガス)を再充填していきます。
実際我が家の1台は、どうしても隙間が出来ずに、とうとうパイプカッターを使って配管を切り離して、最後は接続し、エアコン冷媒も充填していかれましたよ。