エアコンをクリーニングしないと何か困ることがあるのでしょうか?
エアコンクリーニング(内部洗浄)をされ始めるようになったのは、私の記憶によれば1990年代後半頃からだと思います。
それまではあまり需要がなかったのか、気にならなかったのか…。
理由は環境が変わって掃除が必要になってきた
しかし、最近では住宅の高気密化によって、臭いの問題やハウスダストなどの問題があり、エアコンが汚れているまま運転をすると、エアコン内部の汚れが室内に吹き出し、余計に室内の空気を汚してしまうという悪循環が起こります。
特に最近では嫌な臭いがする、汗臭い、カビ臭いなどのクリーニング動機が目立つような気がします。
他には、エアコンクリーニングをしていないと臭いのほかに、風量が減少するということがあります。
自分で出来るエアコン掃除としては、一般の方であればフィルター清掃までが思い浮かぶでしょう。
フィルター清掃を最低限やっていれば、ホコリの目詰まりを起こすことも無く、長期間風量の減少は予防できそうです。
ただ、フィルター掃除を時々している、という方でもかなり掃除好き、マメな人の部類に入るほどで、普通の方はワンシーズンに一度程度のフィルター清掃程度にとどまっているようです。
エアコンクリーニング(内部洗浄)を行う最大のメリットは臭いの除去と、熱交換器や送風ファンにたまっているハウスダスト(埃)やカビの除去です。
次いで冷房(暖房)効率の回復(アップではありません、買った時より効率が上がることはないですから…)。
汚れっぱなしのエアコンを稼働させていると、汚れた空気を部屋に撒き散らし、吸っているのと同なような気がしませんか?