エアコンクリーニングをすると良く冷えるようになるのは当然です。
クリーニングのメリットは他にもたくさんあります。
最初に述べた冷暖房効率のアップ、送風量の増加(いずれも設定温度に近づける時間短縮効果があります)、室内空間の空気汚染度の改善等々。
エアコンが汚れていると、設定温度になるまで時間がかかり、常にエアコンに負荷がかかっている状態になります。
すると、稼働時間=寿命なので、本体の寿命にも影響します。
その中でも注目される、電気代にスポットをあてて考えてみましょう。
冷暖房時、何に電気を消費しているかと言えば、熱交換(冷やしたり、温めたりする作業)をしているときに一番多くの電気代が使われます。
クリーニングすることで、熱交換率は良くなります。
つまり熱交換している時間は短くなるので、消費電力が少なくなる結果に。
電気代はそんなに変わるのか?
一回の短縮時間は短いものですが、エアコンは長時間使うものなので電気料金の累積金額は相当なものになるのです。
ちなみに、電気代と言えばドライ運転は、単に冷房するよりも電気料金がかかるということ、聞いたことありますか?
特に寒くならないドライ運転では、除湿する際に冷えてしまう空気を排出(吹き出す)前に加熱しています。
加熱など、熱変化を伴うことには莫大な電気を使用するのです。
快適と引き換えに電気料金がかかるということも覚えておきましょう。